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ホルモンについて:疲労回復のプレグネノロン
プレグネノロンは、コレステロールからまず最初につくられるホルモンです。これからDHEA、 プロゲステロン、コルチゾール、エストロゲン、テストステロンなどがつくられます。 とくに生理活性を持たないプレグネノロンは、大量に投与ができますが、 ホルモンの合成酵素により必ずしも次のホルモンが生成されるわけではないので、生理活性を持つホルモンの血中濃度の増加には働きません。 しかし古くからリウマチ用関節炎症に効果 があることが指摘され、使用されてきました。 最近の研究では、神経伝達物質であるGABAのレセプターをブロックすることがわかってきました。 GABAには記憶を妨げる作用があり、逆にプレグネノロンには記憶を維持する働きがあるといえます。 プレグネノロンも加齢とともに減少するホルモンです。年をとって記憶が低下したときに試す価値のあるホルモンです。 ※無断転用・転載は固く禁じます。 |
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